バンコクビギナー完全攻略法【食事、マッサージ＆スパ、買い物編】

食べる

食べる-ソムタム
「タイに来たからにはタイ料理！」という方、正解です。正解ではあるんですが、このタイ料理、庶民料理から高級料理まで意外と奥が深く、語り尽くすには1日では足りません。そこでジャンルを分けてご紹介しようと思います。まずはタイの女の子なら99%が「好き」と答えるソムタムからご案内します。日本では「フルーツ」として認識されているパパイア、甘くて美味しいですよね。この実がまだ熟していない、青いパパイアを千切り状にして、干し海老、ナンプラー、砂糖、マナオ（タイのレモン）、唐辛子、ガーリックなどで味付けしたサラダに近い料理がソムタム。味は？　と聞かれれば、甘～くて、酸っぱくて、結構辛～いというところでしょうか。元々はイサーン地方の伝統料理ですが、今ではタイ全土で食べられています。基本は特に何も入れないパパイヤのソムタムですが、蟹を入れたり塩タマゴを入れたりと色々アレンジするのがタイ風。ただしものによってはお腹を壊し易いものもありますので、旅行者の方には普通のソムタムをお勧めします。また、これと一緒に食べるのが「カオニヤオ」と呼ばれるもち米。炊いたもち米を指先でくるくる丸め、お団子のようにしてからソムタムのおつゆに浸して食べるのが通。タイ人の食べ方を観察してみましょう。

ソムタムに塩タマゴを載せたソムタムカイケム

このツボの中で叩いて味をしみ込ませます

カオニヤオ＝もち米　お腹にたまります

この狐色がたまりません

皮はパリッ、中はジューシー

食べる-カオマンガイ
「カオマンガイって何？」という方、簡単に説明しますと、鶏一羽を茹でて、そのダシでご飯を炊き、茹でた鶏を薄めに切って甘辛いタレをかけご飯と一緒に頂く料理です。屋台やお店で店頭にガラスケースがあり、茹でた鶏がぶら下がっていれば100%カオマンガイのお店。シンガポールチキンライスの別名も付いています。このタレの中には、細かく刻まれた青唐辛子が入っていますので、辛いものが苦手な方は、食べないように弾いてしまいましょう。胡瓜の薄切りと塩味のチキンスープがセットになります。

ガラスケースに鶏がぶら下がっていればカオマンガイのお店

タレの中に入っている青唐辛子を外せば辛くなくなります

ホテルのカオマンガイ

食べる-トムヤムクン
フカひれスープ、ブイヤベース、トムヤムクン、世界三大スープのうちの一つのトムヤムクンは海老を酸っぱ辛く煮込んだタイ伝統料理の一つです。スープの中には海老、袋茸、レモングラス、生姜などが煮込まれていますが食べるのは主に海老と袋茸のみ、後は殆ど食べません。高級料理でもあり、庶民料理でもあるトムヤムクンは大抵のタイ料理のお店で味わうことができますが、問題はその味付け具合がそれぞれ異なることにあります。こってり風、あっさり風、辛味きつい系、少し甘い系など、それぞれお店の特色を出しています。あなたはどんなトムヤムクンがお好きですか？

これもコクがあって美味しそう

頭が付いている海老はやっぱりコクがでます

食べる-タイスキ
良くタイ風すき焼きという方がいらっしゃいますが、決して「すき焼き」ではありません。
鍋料理というのが正解です。日本人は鍋料理＝夕食という概念があるかと思いますが、タイ人は朝から鍋料理、タイスキを頂きます。バンコクで有名なお店といえばチェーン店のMKレストランもう一つはCOCA（コカ）レストランでしょう。パッケージの海外旅行にはこのCOCAレストランでの夕食がセットになっている場合も多いのではないでしょうか。少人数で行く場合はMKがオススメ、お昼時などは待たされる場合もあります。
オーダー及び食べ方は簡単、野菜、お肉、海鮮など好きなメニューを注文し、鍋に入れ火が通ったら特製のタレにつけて頂くだけです。にんにく、マナオ（レモン）を加え、味を見て辛いのが好きな方は青唐辛子を足すといったところでしょうか。春雨（ウンセン）、やタイラーメン（バーミー）を追加するのも良いでしょう。是非試して頂きたいのがタイ語でルークチンと呼ばれるお団子系、海老、魚、イカなどのルークチンがありますが、どれも結構なお味です。お好みのルークチンはどれなのか探してみてください。

お好みによりにんにく、レモン、青唐辛子をタレに追加

辛いと思ったらダシで薄めてください

食べる-シーフード
タイ・バンコクはシーフードのメッカ。街中に沢山のシーフード料理店があります。中には屋台であってもシーフードを売り物にしているお店もあるくらい。その中でも食べ易いのが「茹で海老」と「焼き赤貝」です。海老は大きいものよりも中くらいのものの方が身が締まってプリプリしていますので、注文の際には大きさに注意しましょう。赤貝は日本では勿論お刺身ですが、タイでは焼くか煮るかの調理法となります。赤貝はタイ語で
「ホイケーン」、この場合の「焼く」は「パオ」ですので焼き赤貝＝ホイケーンパオ（パオはオの音を下から上に上げて発音してください）となります。また、焼き方によってまだ中の赤い血がある場合は「スクスク」と言うと焼きなおしてもらえます。

辛味の利いたタレをつけてどうぞ

小ぶりの赤貝を焼いてあります

殻を開けるとこんな感じ　タレを付けて召し上がれ

食べる-プーパッポンカリー
超人気店ソンブーンの発明したプーパッポンカリー、平たく言うと蟹のカレー風味卵とじといったところでしょうか。これを食べないとバンコクに来た気がしないという方も沢山いらっしゃいます。現在ではソンブーンだけでなく、他のタイ料理店でもこのプーパッポンカリーを出す店も多く、それぞれの味を出しています。またプーパッポンカリーにはか蟹の殻付と殻無しの2種類があります。手でバリバリ殻を剥くのが好きな人は殻付を、面倒臭くてさっさと食べたい人は殻無しをご注文ください。

こちらは殻付き

他店のプーパッポンカリー

全身のツボが集まる足の裏

足の裏以外もじっくり揉んでもらえます

美と健康-タイ古式マッサージ
歩いただけでなく、重い荷物も持って全身疲労の方、ゴルフの後で肩や腰が痛い方、やはりタイ古式マッサージが基本です。料金はこちらも1時間200バーツから300バーツほど。勿論高級店となれば違いますが、街のマッサージ屋さんならそのへんが相場です。2時間受けた場合のチップは100バーツが相場。マッサージ師さんがお見送りしてくれますので、
その時「ありがとう」と言って渡しましょう。

背中と腰のマッサージ

とどめの海老反り　腰の悪いかたは拒否してください

美と健康-スパ
タイに来た以上、日本ではできない贅沢をという方、花が一杯お風呂に浮かぶフラワーバスはいかがですか？　勿論メニューは単品メニューのアラカルトから2時間、4時間、6時間のパッケージまで色々。予算と好みにあわせて選びましょう。スパに行くときに大事なことは必ず予約時間の15分～20分前に到着すること。理由は普通のタイマッサージと異なり、背術中に色々なプロダクツを使用します。その際体質、体調、アレルギーなどに関して問診するお店が殆ど。ギリギリに行けばその分施術時間が短くなります。リラックスと癒しのために行くスパ、はぁはぁ言って急いで行ったのでは効果半減です。余裕を持って行きましょう。（妊娠中の方はフェイシャルのみとなります）

温めた石を身体に乗せるホットストーン

フェイシャルが得意なお店もあります

チャトチャックウィークエンドマーケット

ルンピニー（スワンルム）ナイトバザール(閉鎖）

サイアムパラゴン

エンポリウム

このドームが免税店

商品は空港でのお受け取りとなります